2006年04月17日

がん闘病記 その13 骨シンチとフェイスマスク

H10.11.24(火)入院7日目

「H10.11.12(木).上咽頭がん4期の告知 同11.18(水)入院」

骨シンチ案内板がんの骨への転移を調べる検査が「骨シンチ」。
骨シンチとは、アイソトープ(弱い放射能を持つ同位元素)が骨転移のある部位に集積(取り込まれる)するという性質を使い、事前に放射性同位元素を体内に注射し、一定時間経過後にレントゲン写真で観察する検査方法です。
被爆量が少ない短い半減期の放射線同位元素を使い、通常ですと注射後3時間程度でレントゲンを撮ります。

今回は、入院7日目の24日に注射を打ち、3日後の27日に検査です。
RI(核医学)検査の施設は核医学管理区域内にあります。
放射線用ごみ箱注射のあとを押さえる脱脂綿(ではない特殊な紙でしたが)用のゴミ箱も管理されています。
放射線同位元素の注射は、管理上ちょっと物々しいだけで、普通の静脈注射と変わりありません。注射後とたんにパワーアップする、なんてこともありません。

11月26日(木)入院9日目に、耳鼻科で例の高橋女医に最後の診察(その後細いファイバースコープを用意して貰いました)を受け、原病巣は扁桃腺近くまで進行しているとの状況を聞いた後、10時頃1階の放射線科に転科しました。

最初の仕事は、入院が長引くことを考え、何とかインターネット環境を整えること。幸い個室なのでピンク電話が置いてあります。この電話への回線が4本線。電話で使っているのは2本だけ。2本空いてます。これは使えそうです。
ありがたいことに、パソコン通信時代からの友人の医師が、放射線科の担当医に依頼をしてくれていて「話は既に聞いてます」とのこと。とりあえずはノートパソコン用にPHSカードを用意することに。

フェイスマスク午後は放射線治療に備え、治療計画室でフェイスマスク作り。放射線を正確に患部に照射するために頭部を固定するフェイスマスクを作り、3次元グラフィックス画面で照射角度をシミュレートし、照射箇所にマーキングをしていきます。マスクの部分はともかく、首から下の部分は直接胸にマジックでターゲットを描き込まれてしまいました。ほとんどまな板の鯉状態です。他の器官への影響をなるべく抑えながら、どれだけ原病巣を叩けるか。この作業が放射線科医の腕の見せどころです。
きっと、3Dグラフィックスのシューティングゲームなどに現を抜かしている子ども達を鍛えれば素晴らしい放射線医が生まれることでしょう。

骨シンチ27日(金)骨シンチ測定。3日前に体内に注射したガリウムを測定器で受けて映像化。1回5分。8枚。所用時間約1時間ほどで検査終了。

isoo_sasaki at 00:47 │Comments(0)がん闘病記 

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