2008年05月10日
仙南・仙塩広域水道漏水事故その3 補修完了
あともう少しで、事故の原因箇所にたどり着きます。
本格的な掘削作業は、このような腕の長ーいバックホーで行います。
機械を操作するオペレーターからは、掘削位置が見えません。
腕の後にいる気のあった現場監督の手先のサインでバックホーを操作しています。
アームの後側の立てた親指が見えますか?
私たちの生活は、このような職人さんに支えられてなりたっているのですね。
あと、もう少しです。
5月9日、夕刻。故障箇所の可とう継ぎ手(地下の地盤が多少動いても、ずれを吸収してくれる管)を取り外して、本管からの取り出し部分を蓋でふさぎました。
地下6mにある900mmの本管はこの画面下を横に通っています。
そこから上に出た枝管が右に曲がり排水バルブに繋がっていました。画面中央左から右に繋がっていた可とう継ぎ手は既に撤去されております。
これで、漏水の心配はなくなりました。
これまであった泥吐き装置は廃止となります。
ふだんは中央に見えるコンクリート塔の上のマンホールが、農道の表面に出ているだけでした。
今は、その中にあった地下の構造が見えています。
本管は画面右側を上から下に流れています。
左側に出た枝管が上の泥吐きバルブがあるコンクリート塔に向かって繋がっていました。
補修工事が終わり、5月9日午後5時40分に止めてあった仙南地域への送水バルブを開けて送水を再開しました。
ただ、本管は900mmもあるので管そのものに水が満ちるのに相当な時間がかかります。
この水が、名取市の岩沢貯水槽に届いたのが今日、5月10日の午前7時58分。ここから名取市内に送水するためには、貯水槽に最低でも半分以上水を貯めなければなりません。
また、水系の切り替えや水圧の変化に対応するための洗管作業が必要です。
これは、日常生活に支障がないように、夜間の作業、午後10時から朝までの作業になります。
ですから、完全復旧の確認が出来るのは、明5月11日の朝7時ごろと見ています。
トラブルや、濁り水が出なければ、ここで一旦の終息宣言が出せます。
それまでは万一に備え、災害弱者の方々へ、飲料水の配付を続けております。
これは、携帯用6リットル入りの非常用飲料水袋です。
福島市さんから頂戴いたしました。
水圧低下、もしくは断水が心配される地区にこれから配付に回ります。
また、今日も、大口需要者へはタンク車での配水を行い、一般家庭の水が止まらないように努めてまいります。
今日は土曜日ですが、県内の各自治体の皆さま、自衛隊さん、宮城乳運さん、そして水道指定店会のみなさんに引き続き応援を頂いております。本当にありがとうございます。
どうか、もう少しの辛抱です。よろしく、お願いいたします。
この記事へのコメント
今回の漏水事故に伴う断水が最悪の結果にならなかったのは、市の職員の皆さんと、市民の皆さんが協力して切り抜けた成果であると感心しています。
断水開始まで数日間の周知・広報の時間があったことは、不幸中の幸いで、即座に断水しなければならない状況であれば、混乱は今回の比ではなかったと思います。
数日前に、ビラや市のホームページ・CMなどでの周知をしたこと。
さらに状況を甘く見ずに、多くの市民の方々が出来るだけたくさんの水の準備をして、更に節水に努めたことが大きな混乱を呼ばなかった要因であると思います。
このブログは、事故の経過や今後の計画について写真つきで掲載されておりとても参考になりました。
ぜひ、市のホームページを直接見ても明瞭に現況がわかるような工夫が出来れば素晴らしいと思います。







